The Japanese Society for Clinical Microbiology
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クロストリジウム・ディフィシル遺伝子検査の運用フローチャート発表にあたって

一般社団法人 日本臨床微生物学会
感染症領域新規検査検討委員会

 Clostridium difficile感染症(CDI)は、腸管内において毒素産生C. difficileが腸炎や下痢症を引き起こす感染症である。米国ではC. difficileは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)以上に主要な医療関連感染の原因微生物として認識されるようになっている。近年では、CDIは、欧米において、リボタイプ027株、リボタイプ078株などに代表されるいわゆる強毒株による重症例や死亡例が増加してきたことから、CDIの診断、治療、感染管理に対する関心が高まってきた。一方、CDIの診断に関しては、糞便中のC. difficileの抗原(glutamate dehydrogenase: GDH)や病原因子であるトキシンを検出するキットが開発され、最近ではGDHと毒素の両者を検出する迅速診断キットが臨床現場において汎用されてきた。最近になって、CDI迅速診断にPCR法などの遺伝子検査法を用いた検出法であるNucleic acid amplification test(NAAT)が開発され、欧米には導入時期が遅れたものの日本でも臨床導入されることになった。今回、NAAT法としてのCDI迅速診断を発売予定のセフェイド社からの依頼を受けて、感染症領域新規検査検討委員会において「クロストリジウム・ディフィシル遺伝子検査の運用フローチャート」を作成した。今回作成したフローチャートが日本の臨床現場で役立つことを期待している。



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