日本臨床微生物学会

開催案内

日本臨床微生物学会教育セミナー

第29回日本臨床微生物学会教育セミナー アドバンストコース

日程:令和5年10月14日(土)13時~18時
場所:Web開催(AP品川アネックスより配信)
主催:日本臨床微生物学会教育委員会
担当:藤田崇宏(国立病院機構 北海道がんセンター感染症内科)
           中山麻美(東北大学 診療技術部検査部門)

テーマ:ポストコロナのこれからの検査室と感染症診療を考えよう

 新型コロナウイルスのパンデミックへの対応において病院の検査室は重要な役割を担いました。パンデミックにより諸外国に比して遅れがちだった日本の医療機関への病原体遺伝子検査の導入が促進された側面もあります。一方で「サイレントパンデミック」とも呼ばれる薬剤耐性菌(AMR)への対策としてのAntimicrobial stewardship(AS)、Diagnostic stewardship(DS)推進における検査室の重要性もさらに重要になっていますが、新規検査や薬剤へのアクセスは施設間に差があるのが現状です。これらのギャップを埋め、知識のアップデートの場を共有すべく今回のセミナーを企画しました。
 セミナーの内容は、Zoomを用いた半日のスケジュールで、最近導入された各種検査法を反映したAS、DSについて、また最新の薬剤や検査法についての講義に加え、臨床微生物学会の教育委員会委員中心に構成されるファシリーテーターを交えた症例についてのグループディスカッションを予定しています。基本を押さえつつ、よりアドバンストな内容を受講者へ提供したいと考えています。多くの方の参加をお待ちしています。
*Zoomでディスカッションを行うため、カメラとマイクのある端末を準備しての参加をお願いします。
参加費:(学会員)3,000円、(非学会員)5,000円
    ※参加確定後に参加費振込み用の口座をお知らせします。
募集人数:120名
    ※応募者が多数の場合は学会員を優先して参加者を決定させていただきます。
申込み方法:申し込み受付を締切りました。ご応募をありがとうございました。
※参加の可否は申し込み締切り後に記入いただいたメールアドレス宛に送信いたします。

申込み締切:令和5年9月29日(金)12:00まで期限を延長いたしました。
                      定員に達した場合に前倒しで締め切ることもあります。
事務局:〒 141-0022 東京都品川区東五反田 4-7-25 TYビル3階
日本臨床微生物学会事務局 E-mail: jscm@qk9.so-net.ne.jp
Tel:03-5447-6800 FAX:03-5447-6801


プログラム
12:20-13:00 受付
13:00-13:10 開会式    教育委員会委員長 大毛宏喜先生よりご挨拶
13:10-13:40 講義① :    中村明子(愛知医科大学病院感染制御部)
            「感染症検査機器の最近の話題 ―遺伝子検査装置―」
13:40-14:10 講義② :    浜田幸宏(高知大学医学部附属病院 薬剤部)
            「新規薬剤について」
14:10-14:40 講義③ :    渋江 寧(横浜市立みなと赤十字病院感染症科)
            「ASTの医師が求めるこれからの検査室」
14:40-15:00 休憩
15:00-17:50 症例提示・グループディスカッション
 症例提示① 相野田祐介(国立がん研究センター東病院感染症科/東京医科大学八王子医療センター感染症科)
 症例提示② 藤谷好弘(札幌医科大学医学部 感染制御・臨床検査医学講座)

グループディスカッションファシリテーター(順不同)
渋江 寧(横浜市立みなと赤十字病院科)
浜田幸宏(高知大学医学部附属病院 薬剤部)
佐々木雅一(東邦大学医療センター)
静野健一(千葉市立海浜病院 )
森 伸晃(愛知医科大学)
金子幸弘(大阪公立大学)
相野田祐介(国立がん研究センター東病院/東京医科大学八王子医療センター)
藤谷好弘(札幌医科大学医学部 感染制御・臨床検査医学講座)
関谷紀貴(東京医科歯科大学)
倉井華子(静岡県立静岡がんセンター)
片山充哉(国立病院機構東京医療センター)
鈴木 純(岐阜県総合医療センター)
寺田教彦(筑波メディカルセンター病院/筑波大学)
藤田崇宏(国立病院機構北海道がんセンター)

17:50-18:00 修了式

最終更新日:2023年10月5日
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