日本臨床微生物学会

お知らせ

第35回総会・学術集会のご案内(第1報)

第35回日本臨床微生物学会総会・学術集会のご案内(第1報)

第35回日本臨床微生物学会総会・学術集会を下記の要領で開催いたします。
会員の皆様のご参加と積極的なご発表を心からお待ちしております。


会 期:2024年2月9日(金)~11日(日)
会 場:パシフィコ横浜ノース
テーマ:あらゆる微生物に対峙する感染症検査の構築

ご挨拶

日本臨床微生物学会会員の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
このたび、第35回日本臨床微生物学会総会・学術集会の総会長を務めさせていただきます大塚喜人です。
開催を担当する先生方を代表してご挨拶申し上げます。

近年では、世界中を震撼させた新型コロナウイルス感染症によって、微生物検査室のみならず一般開業医でさえ核酸増幅検査を扱うという、これまで想像もし得なかった状況に変化しています。

本学会のテーマは「あらゆる微生物に対峙する感染症検査の構築」といたしました。現状の医療機関における臨床微生物検査は、臨床医との連携の下で細菌感染症には対峙できているものの、稀な細菌、真菌、寄生虫、リケッチャ、ウイルスへの対応は十分とは言えず、また人獣共通感染症をはじめ諸外国から入ってくる輸入感染症に対しても対峙できる体制が整っているとは言い難いところがあります。

私は常々あらゆる微生物に対応可能な核酸増幅検査法の構築を願ってきましたが、診療報酬上の問題が壁となり現在も実現できずにいます。しかし、新型コロナ感染症の経験からも世界の感染症に対応可能な、多項目同時核酸増幅検査法、抗原・抗体検査など「あらゆる微生物に対峙する感染症検査の構築」を進めていく必要があります。

開催時にはパシフィコ横浜ノースにご参集いただき、第35回日本臨床微生物学会総会・学術集会において、医師、臨床検査技師、薬剤師、獣医師、看護師などより多くの先生方に意識を高め、議論を深めていただき、日本の感染症診療と検査がさらに発展することを願っております。

第35回日本臨床微生物学会総会・学術集会
総会長:大塚 喜人(医療法人鉄蕉会亀田総合病院臨床検査部)
副総会長:大曲 貴夫(国立国際医療研究センター国際感染症センター)
事務局長:渡 智久(医療法人鉄蕉会亀田総合病院臨床検査部)
事務局:株式会社コンベンションリンケージ
〒102-0075 東京都千代田区三番町2
TEL.03-3263-8688 FAX.03-3263-8693
E-mail:jscm2024@c-linkage.co.jp

 

最終更新日:2023年3月17日
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