日本臨床微生物学会

ガイドライン・提言

I.多剤耐性菌検査の手引きの作成にあたって

編集・ホームページ委員長
松本 哲哉

 2010年9月以降の多剤耐性菌に関するさまざまな報道を受け、細菌検査の現場でも混乱が生じているものと思われます。すでに本学会では、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本環境感染学会とともに「多剤耐性アシネトバクター感染症に関する四学会からの提言」を発表させていただいておりますが、各学会の特徴を生かした対応については、独自の活動を行うことになっております。そこで日本臨床微生物学会では、まず細菌検査に携わっている多くの臨床検査技師の方々を主な対象として、多剤耐性菌の検査に関連した有用な情報を提供することにいたました。

 今回の手引きの作成にあたっては、必要な情報をなるべく早く提供したいという学会側の意向をくみとっていただき、各先生方にはご多忙な中、原稿の作成にご尽力いただいております。今後、随時、項目別に原稿が完成次第、ホームページに掲載する手続きを行っていきます。また改訂の必要が生じた際にはその都度行っていく予定です。

 なお、もし掲載されている内容についてお気付きの点がございましたら、学会事務局にメールにてご連絡いただければ幸いです。

(2010.11.25更新)

最終更新日:2010年11月4日
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