第31回日本臨床微生物学会教育セミナー
日程:令和7年10月11日(土)13時~18時
場所:AP浜松町(現地+WEBのハイブリッド開催)
主催:日本臨床微生物学会教育委員会
担当:関谷 紀貴(東京科学大学 感染症センター)
佐々木雅一(東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部)
ワンチームで考える感染症診療と臨床微生物 ―ベテラン講師が語らう臨床のツボ―
<こんな方はぜひご参加を!>
・現場でもっとうまくコミュニケーションが取りたい
・他職種とのやり取りで得た情報をどうやって活かすかわからない
・グループディスカッションはドキドキするなぁ
教育セミナーは臨床微生物学の普及と教育を目的として1994年から始まり、30年間のバトンリレーを経て第31回を迎えました。時代の変遷と共に微生物検査室の果たす役割は大きくなり、感染症診療における原因微生物同定・薬剤感受性試験の精度向上にとどまらず、現在では感染対策・抗菌薬適正使用・診断支援活動を含む一連の感染症対策における重要なキープレーヤーとして認知されています。その結果として他職種とのコミュニケーション機会は増加していますが、微生物検査室が教えて欲しいこと・他職種に知っていて欲しいことは何であるか、どのようにお互いの視点を共有すべきかについて語り合う機会は限られているように思います。今回のセミナーでは、各職種が感染症診療の質向上を目指すうえで大切にしていることを提示し、その視点を共有するにはどのような対話や教育が必要かを語り合うことで、参加者が自施設での活動を見直す気付きや具体的な取組みを考えるきっかけとなることを目標にしています。
参加対象者は初めての若手からベテランまで、開催方法はハイブリッド形式の半日プログラムです。セミナー前半では、これまで様々な活動に関わって来た当委員会のベテランメンバーが、各職種の視点から他職種に伝えたい臨床のツボについて解説し、お互いの視点を踏まえたより良い対話・情報共有のあり方についてディスカッションを行う予定です。後半では、実際の臨床現場におけるクロストークを疑似体験する場として、2つの症例ディスカッションにグループで参加していただきます。経験豊富なファシリテーターがサポートしつつ、ライブ感のある意見交換を通して多くのことを学んでいただけるはずです。1人でも多くの方のご参加をお待ちしております!
参加要項
参加費:(学会員)3,000円、(非学会員)5,000円
※お支払い後の返金(キャンセル)はできませんので, 予め御了承下さい。
募集人数:100名(現地参加:最大30名、WEB参加:70名)
※WEB参加はZoomを使用するため、カメラとマイクのある端末をご準備ください。
※現地参加の応募者が多数の場合はWEB参加をお願いする場合があります。
参加証:レクチャー及びグループディスカッションの全てのプログラムに参加した方に交付します。
13:30以降の参加もしくは17:30以前に途中退出されると参加証を交付できません。また, WEB参加も途中退出されると参加証を交付できない場合がありますのでご注意下さい。
懇親会:セミナー会場近くの飲食店で開催予定(会費5,000円)
※現地参加の方のみが対象です。参加希望者には別途詳細をお知らせします。
※会費は当日お支払い頂きますのでご準備をお願いします。
申込方法:参加登録フォームへ入力(https://x.gd/P3kDw)
締切:令和7年9月26日(金)17時
事務局: 日本臨床微生物学会事務局
〒 141-0022 東京都品川区東五反田 4-7-25 TYビル3階
E-mail: office@jscm.org TEL:03-5447-6800 FAX:03-5447-6801
プログラム
12:20~13:00 受付
13:00~13:10 開会式 教育委員会委員長 大毛宏喜(広島大学病院 感染症科)
13:10~14:40 「他職種に伝えたい臨床のツボ」 座長:関谷紀貴(東京科学大学 感染症センター)
13:10~13:30 レクチャー① 渋江 寧 (横浜市立みなと赤十字病院 感染症科)
「医師の立場から(仮)」
13:30~13:50 レクチャー② 静野 健一(千葉市立海浜病院 臨床検査科)
「臨床検査技師の立場から(仮)」
13:50~14:10 レクチャー③ 浜田 幸宏(高知大学医学部附属病院 薬剤部)
「薬剤師の立場から(仮)」
14:10~14:40 ディスカッション
14:40~15:00 休憩
15:00~17:50 「症例提示・グループディスカッション」
症 例 提 示 ① 佐藤ルブナ(東京科学大学病院 感染制御部)
症 例 提 示 ② 石瀬 裕子(静岡県立静岡がんセンター 感染症内科)
17:50~18:00 修了式
18:30~ 懇親会(※現地参加の方のみ)
◆グループディスカッションファシリテーター(五十音順)
石瀬裕子(静岡県立静岡がんセンター)、岡本 耕(東京科学大学)、片山充哉(国立病院機構東京医療センター)、金子幸弘(大阪公立大学)、倉井華子(静岡県立静岡がんセンター)、小池祐史(日本医療大学)、佐藤ルブナ(東京科学大学)、静野健一(千葉市立海浜病院)、渋江 寧(横浜市立みなと赤十字病院)、鈴木 純(岐阜県総合医療センター)、中山麻美(東北大学)、浜田幸宏(高知大学医学部附属病院)、福島一彰(がん・感染症センター都立駒込病院)、藤田崇宏(国立病院機構北海道がんセンター)、藤谷好弘(札幌医科大学)、森 伸晃(昭和医科大学)