活動目的
微生物検査の標準化には、臨床検査としての「技術的な標準化」と、臨床診断・治療に有用な情報を提供するための「見せ方(報告の仕方)に関する標準化」がある。微生物検査の標準化はこれまでも検討されてきたが、様々な課題が考えられるため具体的な議論には至っていない。様々な立場の代表者でメンバーを構成し、微生物検査の標準化について検討し、推進する活動を行う。
設立の経緯
第34回微生物学会において、「ワークショップ 2 細菌検査の標準化を考える」が開催された。当日のディスカッションの中で、今後、「微生物検査の標準化」は日本臨床微生物学会の学会活動として取り組むべき課題として要望され、微生物検査標準化検討委員会が設立された。
主な活動内容
施設規模や施設ごとの特徴が異なるため、標準化の対象には詳細な検査法は含めず、どの施設でも参照可能で標準化すべき項目や「導入可能な」項目などを対象に、例)標準化ガイドの作成を目標にする。
最終更新日:2023年7月4日